ガンプラの塗料の使い分けに付いて紹介!!
2018/04/12
ガンプラを塗装するときに使われる塗料には色々な種類があります。塗料を使い分けることで綺麗に塗装することができます。今回の記事では、ガンプラの塗料の使い分けに付いて紹介します。
ガンプラに使われる塗料には大きく分けるとラッカー系の塗料とエナメル系の塗料と水性の塗料の3種類があります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、作業によって使い分けるのがいいと思います。
また、重ね塗りをする場合にも順番があります。順番を間違えて重ね塗りをしてしまうと、下地が侵食されてしまうので注意してください。
今回の記事では、ガンプラの塗料の使い分けについて紹介するので、ガンプラを塗装してみようと思う方はぜひ読んでみてください。
それでは、ガンプラの塗料の使い分けについて紹介します。
重ね塗りの順番について
最初にも少し紹介しましたが、塗料を重ね塗りする場合には、使う塗料に順番があります。
ラッカー系に塗料、水性の塗料、アクリル塗料には重ね塗りが可能な順番があって、順番どうりに重ね塗りしないと下塗りの塗料が侵食されてしまうので注意してください。
重ね塗りの順番は、ラッカー系塗料→水性塗料→アクリル塗料の順番です。
水性の塗料の上にアクリル塗料を塗装することはできますが、ラッカー系の塗料を塗装すると下塗りした水性塗料が侵食されてしまって色がぐちゃぐちゃになってしまいます。
アクリル塗料はラッカー系の塗料でも水性の塗料でもどちらの塗料の上にも塗装することができます。
スミ入れにはエナメル塗料がオススメ
重ね塗りの順番の関係で、スミ入れをするときはエナメル塗料がよく使われます。
エナメル塗料は水性の塗料にもラッカー系の塗料にも侵食しないので、スミ入れをするときに使いやすい塗料です。
塗装をしていない部分のスミ入れであれば、どんな塗料でもいいのですが、塗装面にスミ入れをする場合はエナメル塗料をしようします。
エナメル塗料の成分がプラスチックに浸透することでプラスチックが弱くなってしまいます。
エナメル塗料はプラスチックを脆くしてしまって、割れてしまうことがあるので、細かい細いパーツや細かい部分のスミ入れには注意してください。
ラッカー系の塗料や水性の塗料をちゃんと塗っておけば、プラスチックに侵食することはありません。
ただ、塗装していない場所にエナメル塗料を使ってスミ入れをすると、パーツが割れてしまうことがあるので注意してください。
匂いがきになる方は水性塗料がオススメ
水性の塗料は匂いが少ないので、室内で塗装する場合や家族がいる方にはオススメです。
ただ、乾燥が遅く筆塗りの場合はラッカー系の塗料よりもムラができやすく、乾燥に時間がかかります。
匂いが気にならない場合やちゃんと換気することができる場合はラッカー系の塗料の方が使いやすくなります。
早く作業したい場合はラッカー系の塗料がオススメ
私は基本的にラッカー系塗料を使っています。
ガンプラを作る多くの方がラッカー系の塗料を使っているのではないでしょうか。ラッカー系の塗料は乾燥が早く、筆塗りでもムラができづらいので、筆塗りをする方には使いやすい塗料です。
発色が良くて、艶もいいので、カーモデルなど艶が必要なプラモデルを作る方にもオススメの塗料です。匂いがキツくて人体に有害な物質も含まれるので、ちゃんと換気してマスクをしながら作業をするようにしましょう。