道具があれば簡単にできる!!スジ彫りのやり方を紹介!!
2018/04/12
スジ彫りとは、モールドの溝が浅い箇所を掘ることで立体感を出したり、合わせ目を消した時に消えてしまったモールドを彫り直したりするための手法です。スジ彫りをすることで墨入れがしやすくなったりもします。今回の記事では、スジ彫りのやり方を紹介します。
スジ彫りは元あるモールドを彫り直したり、合わせ目をした時に一緒に消えてしまったモールドを彫り直すのは比較的簡単ですが、新しくモールドを掘るのは難しいです。
上級者になれば新しくモールドをデザインして綺麗に掘ったりもするので、スジ彫りはとても奥が深い作業です。
慣れてくればカッコイイプラモデルを作ることもできるので、ぜひスジ彫りにも挑戦してみてください。
今回の記事では、筋彫りのやり方について紹介するので、スジ彫りをやってみようと思う方はぜひ読んでみてください。
それではスジ彫りのやり方を紹介します。
1、スジ彫りに必要な道具
筋彫りに使われる道具はとても豊富で、色々な道具が使われます。道具がちゃんと揃っている方がスジ彫りもうまくできるので、必要な道具はぜひ用意してください。
まずは筋彫りに必要な道具を紹介します。
ルーペ
ルーペは筋彫り以外にも使えて、ガンプラを作る時には必須の道具です。
ガンプラを作るときは細かい作業も多いので、ルーペは必要になってきます。ルーペは卓上のもので、LEDのライトが付いているものが使いやすいです。
スジ彫り以外にも細かいところを塗装する時にも使うので、ぜひ用意しましょう。
BMCタガネ
スジ彫り用の道具はたくさんありますが、オススメなのがBMCタガネです。
掘ったモールドの端が盛り上がらないので、初心者の人でも比較的簡単にスジ彫りをすることができます。あまり力を入れないでもモールドを削ることができるので、とても使いやすいです。
BMCタガネはモールドの幅のサイズも豊富なのでいくつか用意するのがいいと思いますが、値段がちょっと高いので何本も用意するのた大変だと思います。
そういった場合は、HGのプラモデルであれば、0.2mmがちょうどいいので、最初は0.2mmを購入するのがいいと思います。
ホルダー
タガネを使うときはホルダーが必要になります。
ホルダーがなくてもスジ彫りをすることはできますが、ホルダーを装着した方が操作性も良くなって綺麗にモールドが掘れるのであった方がいいでしょう。
お金に余裕があるな、持っているタガネと同じだけ用意した方がいいと思いますが、あまりお金をかけたくない場合は、一つのホルダーでもタガネを交換しながら使うのがいいと思います。
ガイドテープ
スジ彫りがはみ出ないようにするためにはガイドテープが必要になります。
ガイドなしで筋彫りをすると、結構はみ出ることがあります。ガイドテープを使用すればはみ出ることもなくなるので、ガンプラの作業も楽になります。
ガイドテープの他にも、曲線用の定規が売っているのでそれもあった方がいいでしょう。
2、スジ彫りのやり方
スジ彫りをする時に大切なのが、焦らずにゆっくりやることです。
急いでスジ彫りをしてしまうとモールドも雑になってしまったり、太くなってしまったりするので注意してください。
それでは、スジ彫りのやり方を紹介します。
ガイドテープを貼る
まずはモールドを作るところにガイドテープを貼ります。
ガイドテープは重ねて貼ることで、よりスジ彫りがずれずらくなります。
1枚だけでは心配な場合は2枚重ねるようにしましょう。
ゆっくりなぞる
ガイドテープを貼ったら、モールドを彫りたい場所をゆっくりなぞりましょう。
力もなるべく入れないでゆっくりなぞるようにしましょう。最初から力を入れて掘ってしまうと失敗し安くなるので注意してください。
力を入れないでゆっくりなぞるだけでも、何度がやれば、少しずつモールドが掘れます。
少しずつ力を入れてモールドを掘る
最初力を入れないでゆっくりモールドを掘ったら少しずつ力を入れてモールドを掘っていきましょう。
このときもゆくっり丁寧にモールドを掘るようにしましょう。ゆっくり、ゆっくり何回も丁寧に掘ることで綺麗なモールドを掘ることができます。